今日はビッグなチェリストが訪問してくださいました。
元ミラノスカラ座の首席チェリストのアントン、ニクレスク氏がお越しくださいました。
同じ林裕先生の門下生のFさんと一緒にです。Fさんはこの秋にルーマニアにチェロの
勉強に行かれる予定です。
私の拙い会話でお話していますと、ニクレスクさんの隣で楽譜をめくっていたのが
マリオ、ブルネロだったそうでビックリです。
エンドピンをどんどん試奏して、2本ほどお買い上げいただきました。
遠いヨーロッパからお越しくださったので、真鍮のストッパーをプレゼントしました。
お返しに彼のCDを2枚もサイン付きで頂きました。カサドのめずらしい曲が入っています。
ありがとうございます。
それからちゃっかりと今取り組んでいる曲のボーイングを教えていただきました。
『此処は難しいボーイングです。手首を柔らかく弓を小さく使いなさい』と教えてくださいました。
なんという贅沢な時間でしょう。今日中に東京に行かれるようです。日本を楽しんでくださいね。
ニクレスク氏が弾いているのは私の作ったチェロです。『なかなかよい音がします。
ネックがもう少し細いほうが私の好みです。』とおっしゃいました。